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鰹宇神社秋祭り

鰹宇神社秋祭り

小学生レポート

「鰹宇神社の祭り」はどんな祭り?


鰹宇神社で行われる祭りで一番大きいのが、秋季例大祭です。この祭りは、今から200年前から続いているそうです。主な出し物は、みこし、ししまい、まいひめ、やっこの4つです。みこしは神様をおまつりするので、金ぱくをはって見た目をごうかにしています。ししまいには子どもも参加して、リズムをとったり、ししに入ったりします。まいひめも、子どもが参加します。夏休みから練習を始め、神様に感謝の気持ちをこめて「うらやすのまい」をおどります。やっこも子どもが参加して、おもしろいかけ声に合わせて祭りの道具を動かします。この鰹宇神社の祭りは、「今年も無事にお米がとれました」という報告と感謝を神様に伝えるために行われていると聞きました。200年も続いているのは、陶屋という仕組みがあるからだそうです。16の地区が交代で祭りの運営を行うと決まっているから、長い間受け継がれてきているのです。


鰹宇神社秋季例大祭の流れ

1 口明祭(くちあけさい)の儀
(神様が陶席の主の家に遷(うつ)られる)
神事(しんじ)・・・祝詞奏上(のりとそうじょう)、浦安の舞奉納、玉串奉典
     (奴、獅子舞、奉納)

(一週間後)

2 注連揚(しめあ)げの儀
(宵宮祭の前に神様が陶席の主の家から神社に帰ってくる)

3 宵宮祭(よいみやさい)の儀
神事・・・祝詞奏上、浦安の舞奉納、玉串奉典
     (奴、獅子舞、奉納)

4 本祭(ほんまつり)の儀
本殿祭の儀
神事・・・祝詞奏上、浦安の舞奉納、玉串奉典
     (奴、獅子舞、奉納)
直会(なおらい)の儀(御神酒拝戴)
御幸(みゆき)祭の儀(通称お下がり)
(神様が神輿(みこし)に遷られる)
 御幸行列出立(みゆきぎょうれつしゅったつ)

5 御旅所祭(おたびしょさい)の儀
神事・・・祝詞奏上、浦安の舞奉納、玉串奉典
     (奴、獅子舞、奉納)
神輿還幸(かんこう)(通称お上がり)

6 著御入御(ちゃくごにゅうぎょ)の儀
(神様が神輿より本殿に遷られる)

「吉田神社の祭り」はどんな祭り?


お父さんが子どものころはもう1つ、「吉田神社の祭り」というのもあったそうです。
吉田神社の前の道はいろんな店がならんでいて、その道がいっぱいになるぐらい人が集まる祭りだったそうです。主な出し物は「だし人形」といって、手作りの人形を舞台にかざっていたそうです。その人形を動かして、何かの物語を再現していたと聞きました。他にも、のど自慢といって歌に自信がある人がステージで歌っていたそうです。今ではそんなことをしているのを見ることはなくなったけど、昔はそれが楽しみで人がたくさん祭りに集まっていたと聞きました。もうなくなってしまったのは残念だけど、吉田神社みたいに地域の人が集まって盛り上がれる祭りが十河にふえるといいなあと思いました。